2011年1月 1日

第36回-謹賀新年2011-

アルテ室長:

 新年あけましておめでとうございます。

 連日の更新となるわけですが、本日は元旦だということで、室長である私から簡単に新年のご挨拶だけ差し上げようかなと思いまして、パソコンを開いた次第でございます。

 えー、現在たまたま暇なので、少しだけ、お話しをしたいと思います。

 当サイトに幾度か寄せられた質問に、「時事の勉強って、どうしたらいいんですか?」というものがあります。

 時事の勉強は、公務員試験に欠かせません。筆記試験はもちろん、面接試験や集団討論等の二次試験において、時事に関する知識は必ず要求されます。

 しかし、特に学生の公務員試験受験生の中には、生活に直接その影響が実感できないからか、なかなか時事に興味が持てず、学習に苦労する方がいらっしゃるようです。

 時事に興味がもてない人間にとって、いくら受験勉強とはいえ、日常的に新聞を読んだり、ネットでニュース記事を読んだり、時事関連の参考書を読んだりというのは、どうやら苦痛を伴うようです。

 そこで、そういった悩ましげな受験生に朗報

 「公務員採用試験まで1年~2年以上猶予があり、バイト等で稼いだ余裕資金がいくらかあり、インターネット環境が整っており、自己管理能力に長けている(これが一番重要)」方だけにオススメできる方法論なので、参考度としては最低レベルになりますが、私の知る限り最強の時事学習法がございますので、参考に紹介させていただきますね。あ、この時点ですこぶる嫌な予感がする方は、すぐにインターネットブラウザをシャットダウンしてくださいますようよろしくお願いします。

 まぁ、単刀直入に申しますと、その学習法とは、いわゆる「投資」です。あ、いや、えと、怒らないで。石を投げないでください。私は証券会社からのマワシモンでもなんでもありません。大丈夫、私はあなた方の味方です。落ち着いて。

 投資家というものは社会の動きに非常に敏感です。大国の要人の発言一つで株価や為替が大きく変動することはよくあることで、政治的要因、経済的要因、社会的要因、あらゆる時事情報が投資家心理にダイレクトに反映されます。

 特に株取引で良い結果を残したいのであれば、国際情勢に敏感になることはもちろん、個々の日本企業の事業内容や業績、財務状況、今後の成長性など、様々な情報を収集・分析しなければなりません。「この会社、名前もカッコイイしなんだか好印象なので株購入」みたいな感じで安直にお金突っ込んで、実は財務状況がクソだったその会社が倒産したら、貴重な投資資金は紙クズに変貌します。情報収集をしなければ、そして頭を使わなければ、高い確率で自分が損してしまいます。

 株式投資でも為替取引でもかまいません。とにかく、社会の動きによって変動する経済的指標が自らの資産に直接影響する事実が重要です。ネットではバーチャル株式投資といった、実際のお金を運用せずとも株取引を疑似体験できるサイトもありますが、人間というものは一般的に自分のお金がかかってきて初めて必死になる生き物です。俗物の私がいうのもなんですが、私自信が経験者なので間違いありません。バーチャルでやっても全然気持ちが入らねー。

 投資を始めれば、よほどの面倒くさがりかお金に無頓着な方でない限り、嫌でも毎日ニュースを見ることになります。そして、世界経済や社会情勢にものすごい敏感になります。時事知識のみならず、情報収集能力や分析能力が向上します。いや、マジで。

 ただ、既に述べたように、自己管理能力に自信の無い人は、絶対に投資に手を出してはいけません。それこそ、公務員試験勉強に必死にならないといけない時期に投資を始めて、そっちにハマッてしまって全く勉強が手につかないなんてことになれば本末転倒です。余裕資金が無い方も絶対始めないこと。生活費を削ってまで投資をするなんて馬鹿げています。私の友人で奨学金を全額株式に突っ込んで数十万儲けた天才バチ当たりがいましたが、まねしないように。あくまで自分の許せる範囲で、ちょっと遊ぶぐらいの心理状況で始めるべきです。

 そういう意味でこの時事学習法(投資)は、公務員試験の筆記対策に多くの時間を割かざるを得ない公務員志望者よりも、比較的筆記対策に負担がかからない民間志望の学生に強くオススメできると思います。株式投資が特にオススメですね。株取引だと、購入する銘柄を選択するプロセスで、多くの企業に詳しくなっちゃいます。マジで勝手に詳しくなります。どの会社がどんな製品を開発したとか、研究中だとか、特許申請したとか、海外展開がどうとか、場合によっては「社員よりも詳しいんじゃねーのか?」と思ってしまうぐらい詳しくなります。志望企業が上場してたらその株を買っちゃえばいいと思います(買えるのであれば)。日本経済新聞とか四季報とか素で読むようになると思うので、その習慣は就職準備の段階で大きなアドバンテージとなることはもちろん、社会に出てからも重宝するでしょう。

 何より、普通にやれば、パチンコや競馬などのギャンブルよりも格段にローリスクでお金を動かせるので、大学生にとってのお小遣い稼ぎとしても単純にオススメできます。ちなみに、「資産運用」とかいうレベルでの投資は、社会人になってからにした方がいいと思います。

 投資の具体的な始め方については勧誘っぽくなるのが嫌なので(モロ勧誘だろうが!などというツッコミは受け付けません)敢えて載せませんが、ネットで調べたら簡単に見つかる情報です。個人的には、SBI証券や楽天証券がオススメかな。

 なお、もし当該記事を読んで投資を始められたとして、何らかの損害を被られたとしても、当方一切の責任を負いかねますので、この先は自己判断、自己責任でお願い申し上げます。

 さて、ここまで当該記事を律儀に読んでいただいて、年始早々に「投資」とか言われてだいぶイラッときている読者の方もいらっしゃるかもしれませんが、何卒ご容赦いただきますようお願いいたします。いや、ほんとに、私のような勉強嫌いな人間でも、短期間ですげぇ時事通になったもんで、つい

 本年も、皆様の一層のご活躍、ご多幸を記念いたしまして、新年のご挨拶にかえさせていただきます。今後とも公務員試験対策室をよろしくお願いいたします。ありがとうございました。

2010年12月31日

第35回-平成22年を振り返ってみる-

アルテ室長:

 どうもみなさんこんにちは!平成22年も大晦日ということで、みなさま、一年間お疲れ様でございました!

クラフト副室長:

 お疲れ様でした。

ファーバー主事:

 っした。

アルテ室長:

 てめぇらやる気だせや!

 はい、えー、一年間お疲れ様と申しましても、公務員受験生の皆様といたしましては、受験日まで概ね半年程度という、ここからが本番というか、大変な時期だと思うのですが、ひとまずお疲れ様ということで、本日、ご挨拶申し上げます次第でございます。

 前回更新から4か月以上空いてしまったわけですが、なんというか、年賀状を書いたりで忙しくてなかなか更新できませんでしたことを、お詫び申し上げます。

 ということで、年末ということで、せっかくなんで本年を軽く振り返ってみようではありませんか。副長、主事、よろしくお願いします。

クラフト副室長:

 お題の丸投げ、いつもながらありがとうございます。そうですねぇ、じゃあ、今年の世界の出来事で、印象的だったニュースをひとりずつ挙げてみましょうよ。

 俺は、やはり尖閣問題ですかねぇ。アレはほんとに印象的でした。いろいろ考えさせられましたね。

ファーバー主事:

 政府の対応がクソ過ぎて怒りに打ち震えましたからね。職場の先輩と一緒になって怒ってましたもん。「もう核武装するしかねー」などという危険思想をブチまける同僚も現れたぐらいですからね。

 「核兵器をもって、つくって、もちこもう」という有核三原則を提唱する先輩にはさすがのボクも戦慄を覚えましたから。

アルテ室長:

 漁船衝突画像が流出したときは、不謹慎かもしれないけど、ちょっとニンマリしちゃったもんな。「オイオイ、誰だよこれ流出させた英雄は!」ってなっちったからな。俺たち、愛国者だから。

クラフト副室長:

 中国というか、中国共産党に対して反吐が出ましたねぇ。反日デモにしても、あれ官製でしょ?もうホント、手のつけられない状態ですよアレは。

ファーバー主事:

 最近でいうと、中国四川省のテーマパークで建設されてたガンダムのパクリも衝撃的でしたね。あの黄色さはなんなんでしょうかね?職場のガンダム好きの先輩なんか、あのニュースを見て「俺のガンダムを侮辱するな!ぶっ殺してやる!」などと怒り狂ってましたからね。ちなみにその先輩は先述の有核三原則を提唱した方と同一人物です。

アルテ室長:

 その先輩、大丈夫か?公務員だろ?

 実際、私は中国が嫌いなわけではないから。三国志とか、中国拳法とか、チャイナドレスとか、素晴らしい独自文化を持ってるし。ただ、最近の中国の動きはさすがに目に余るんじゃないかなぁと。ホント、残念でならないよ。

 まぁ、これ以上中国批判関連の話しをすると、当局からサイバー攻撃を食らうおそれがあるので、これぐらいにしとこうよ。

クラフト副室長:

 ファーバー主事はどのニュースが一番印象に残ってる?

ファーバー主事:

 一つに絞るのは難しいなぁ。サッカーワールドカップの日本の活躍も印象的だったし、小惑星「イトカワ」から帰還した探査機「はやぶさ」には感動したし、チリの鉱山落盤事故の救出劇もすごかったし。最近の北朝鮮による韓国への砲撃事件はこれまた衝撃でしたし。 

 でもやっぱり、一番印象に残ってるのは、副長と同じ中国関連の話題になっちゃうなぁ。レアアースの輸出停滞だとか、中国人権活動家の劉暁波氏がノーベル平和賞を受けたことに対する中国によるノルウェーへの抗議だとか、「そりゃねぇだろ」って思うことが多々ありましたから。

アルテ室長:

 ちょ、もうマジでやめようよ。中国の話はもうこれぐらいにしとこうって言ったじゃん。どうすんだよ中国人からウイルスメールとか送られてきたら。おまえら責任取れよ。

クラフト副室長:

 いやいや、何ビビッてんすか室長。責任取るのは、管理人である室長に決まってるじゃないですか。部下のケツ拭きは上司の役目でしょ。どっしりと構えていてくださいよ。

アルテ室長:

 うるせー!ここんとこサイト運営に非協力的なおまえらがえらそうなこと言うんじゃねー。

 私はね、中国の態度にはもちろん腹たってるけど、現日本政権の弱腰外交にはもっと腹がたってるんだよ。「もっとうまくできただろうがっ」思うことばかりだよ。ロシア大統領のメドベージェフが北方領土に来たときは「調子に乗んなよコラァ!!」ってテレビに向かって吼えちゃったもんね。

 総理の「支持率1%になっても絶対辞めない」っていう発言に至っては、「あなたは民主主義というお言葉をご存知でしょうか?」って真顔で質問したくなったからな。

ファーバー主事:

 まぁまぁ、落ち着いて室長。室長が一番印象的だったニュースは何ですか?

アルテ室長:

 世界的な円高かな。あと、消費者金融大手の株式会社武富士の倒産かな。

クラフト副室長:

 円高は進みましたねぇ。前回の会議でも言ってましたしね。武富士の倒産が印象的なのはどうしてですか?

アルテ室長:

 武富士の株を80万円分持ってた私の先輩の茫然とした表情が忘れられないんだ。

クラフト副室長:

 そ、そうすか。それ悲惨ですね。

アルテ室長:

 私も3万円ぐらい損したしね。円高でかなり私の資産も打撃を受けたし。

ファーバー主事:

 ま、まぁこれぐらいにしときましょうよ今日は。みんな、一年間ほんと頑張りましたよ。

 ビジターの皆様、今年は本当にお疲れ様でした。なんか、尻すぼみの会議になっちゃって申し訳ありませんでした。

 来年も、なにとぞ公務員試験対策室をよろしくお願いいたします。

2008年12月18日

第6回-金融危機と雇用情勢-

アルテ室長:

 アメリカのサブプライム問題に端を発した世界経済の低迷、いわゆる世界金融危機の影響で、12月に入ってから日本でも景気悪化が一気に加速していますね。

 ということで、受験生の皆様におかれましても年末でいろいろと忙しい時期だと思われますし、私自信もすごい忙しいんですが、「更新しなくては」という脅迫めいたプレッシャーを感じるため、本日、第6回会議を無理矢理開催したいと思います。

クラフト副室長:

 この会議室を訪問されている方はまだまだ1日あたり右手で数えれるほどの人数しかいないようですけど、更新のプレッシャーなんてありますか?

アルテ室長:

 はっはっは。口を慎みたまえクラフト君。このブログに訪れてくれている方が一人でもいる限り、その人達のために更新し続けるのがサイト管理者の私の責務というもの。

 内容は薄いかもしれないが、それでもきっとこの会議室の更新を楽しみにしてくれている方はいると思うよ。

 私はそう信じています。信じる者は救われるんです。

ファーバー主事:

 ですよね。僕も信じてますよ。だって、そうでないと新しい記事を考えるモチベーションが保てませんもん。マジで

クラフト副室長:

 そ、そうだね。スンマセン室長。以後気をつけます。

アルテ室長:

 いや、いいんだよ。別に。別にいいよ。気にしてないし。全然気にならないよ。

 このブログを始めていまだ一回たりともコメントが寄せられてないけど、全然気にしてないもん。でも、どうしてかな。何だか胸が苦しいんだよね。アレ、おかしいな、目から水が。

 っつーかさっさと本題に入ろうよ。いつも無駄が多過ぎるよこのブログ。

 さて、今回は、「金融危機と雇用情勢」という、珍しくちょっと高尚な話題を公務員に絡めて取り扱いたいと思います。

 それでは時事に詳しいクラフト副長、よろしく。

クラフト副室長:

 現在の国内の経済情勢ですが、世界金融危機に伴う円の急騰と消費者心理の冷え込みによる販売不振で、輸出関連企業を中心とする大手企業が大ダメージを受けています。

 特に自動車メーカーが大変なことになっていて、2007年は3月期連結決算で2兆円もの営業利益を叩き出したあのトヨタでさえ、今期は前期比で73%もの減益らしいですから。

ファーバー主事:

 アメリカでは、米大手自動車メーカーのビッグスリー(GM、フォード、クライスラー)が破綻の危機ですもんね。

 前回第5回会議の話題で出たあの「勝ち組」のゴールドマン・サックスでさえ、この9-11月期決算では9年前に上場して以降初の赤字っていうんだから、相当ですよね。

アルテ室長:

 ゴールドマン・サックスはまぁどうでもいいけど、大手でこれだから中小企業はもっと厳しいんだろうね。

クラフト副室長:

 こういった国内の急速な景気減速を反映して、中小企業から大手企業に至るまで、派遣社員、期間従業員などの非正規雇用労働者がガンガンリストラされてますね。

 そしてリストラの余波は正社員にも及び始めていて、例えばソニーは2009年度末までに正社員8000人の削減を計画しているようです。

 さらにこういった雇用状況の悪化に伴い、企業による来春卒業予定の大学生の内定取り消しが相次いで発生していて、問題になっています。

ファーバー主事:

 バブル崩壊から10年にわたる「就職氷河期」を経て、戦後最長の景気拡大が続き、また団塊の世代の退職時期も重なって、2006年頃から学生に有利な「売り手市場」が続いたわけですけれど、今や空気が一変しましたね。就職氷河期の再来ですか?

クラフト副室長:

 リクルートワークス研究所の今年4月の調査によると、2009年3月卒の学生の求人数は94万8000人と過去最高で、有効求人倍率も2年連続で2.14倍とバブル期に迫る高水準だったようです。

 ところが、世界的な景気悪化が日本企業も直撃し、採用を絞る動きが今年の秋以降、急速に広がりました。

 大企業は風評を気にして来春採用の内定取り消しをしないようにしているようですが、その分次の採用を絞るでしょう。本当に厳しくなるのは2010年春以降だと見る専門家もいるようです。

アルテ室長:

 このような危機的状況下だと特に、よほどのことが無い限りリストラされない公務員って職種は恵まれてるなぁと思うよね。

 最近落ち着き始めてた公務員人気も、また高騰するかもしれないな。

ファーバー主事:

 現在は団塊の世代がまだ退職しきってないから、公務員を狙うなら今がチャンスでしょうね。いくら財政状況が厳しくても、職員が大勢退職したらその分ある程度の人数は補充しないといけないですから。

 逆に、団塊の世代が退職しきって、流出する職員が少なくなったら、依然財政状況が非常に厳しい公務員情勢ですから、一気に新規採用が減る可能性が大きいですね。

クラフト副室長:

 減るだろうね。それも極端に。

アルテ室長:

 なんか、公務員試験受験生に嫌なプレッシャーを与える内容になっちゃったけど、いい意味で危機感を持ってもらえたんじゃないかな。

 「もう後が無いんだ」というぐらいの覚悟で公務員試験勉強に臨むと、きっと良い結果が待ってると思います。

 いや、実際早いうちに合格した方が良さそうなので、皆さん試験まで残り半年前後ですが、体に負担にならない程度に気を抜かず頑張ってください!

 これにて第6回会議を終わりたいと思います。