2010年3月15日

第32回-自治体公務員の採用初日って...-

アルテ室長:

 本日もお疲れ様です。「もう、このまま休眠しちまうんじゃねーの?」と思われ始めたぐらいの時期に開催されるのがこの「会議室」。本日も、雑談したいと思います。

 いやぁ、もうすぐ4月ですね。公務員試験勉強が本格化する時期ですね。

クラフト副室長:

 去年公務員採用試験に合格された方は、この4月から公務員として働くわけですね。不安と期待、どちらの感情もあるでしょうが、ファーバー主事はその時期どうだった?

ファーバー主事:

 そうっすねぇ。もうほぼ4年前ですからね。ただはっきり覚えているのは、「マジで働きたくない」という強い気持ちですね。もっと学生でいたい。子供でいたい、ずっとトイザらスキッズ、みたいな。

アルテ室長:

 つまんねぇよ。

クラフト副室長:

 おまえに聞いたのが間違いだったよ。

ファーバー主事:

 ちなみに、日本トイザらス株式会社様のウェブサイトでの情報によると、

 「トイザらス」の「ら」だけが平仮名の理由は、『英語のロゴマークのToys"R"Usのうち、"R"のみが反転していることを受け、日本でも、日本語のロゴマークにこのニュアンスをどのように表現するかを考え、「ら」だけ平仮名にするという表記になりました。』

ということらしいです。やはり、何事にも理由があるんですね! 

アルテ室長:

 いや、別に聞いてないけどな。

ファーバー主事:

 いや、まぁ「マジで働きたくない」ってのはガッチガチの本音冗談として、ボクの場合は不安の方が大きかったですね。3月中頃には、もう自分が配属される部署名が判ってるんですけど、仕事内容が全然予想できなかったのもあるし、何より初めての社会人生活じゃないですか。人間関係とか、その辺がやっぱり気になりましたね。

クラフト副室長:

 4月に入庁して、初日はどんな感じだったの?

ファーバー主事:

 ボクの場合は、初日に入庁式があって、知事から直接辞令(自治体職員としての任命書)を交付されるんですけど、その後軽く人事課から研修を受けて、その日のうちに自分の配属先に案内されて、自分の椅子に座りましたね。

アルテ室長:

 で、ファーバーの席には花瓶が置かれていたと。

ファーバー主事:

 おもいっきりイジメじゃないですか。初日からそんな過酷な試練はないし、何よりその手法はちょっと古くないですか?

 いや、でも初日からいきなり自分の事務分担を伝えられて、自分の机の上にある電話が鳴ったら、いきなり取らされたのはちょっとビビりましたね。事務の引き継ぎがまだだったのもあるけど、内容が全然解らなかったから、電話での対応もぎこちないし。

アルテ室長:

 もうその日から社会人なんだから電話ぐらい自分で取るのは当たり前だろ。堂々と対応すりゃいいんだよ。「はい、課長ですが何か?」ぐらい発言する意気込みが欲しいよね。

クラフト副室長:

 確実に怒られますから。初日から「あいつはヤバイ」ってなるから。

 っつーか、初日からいきなり業務させられたの?研修期間とかはなかったの?

ファーバー主事:

 初日に軽い研修がありましたが、その後は即、現場でしたね。新規採用者全員を集めてのまともな研修は、業務に就いてから数週間後に行われました。そういう意味で、ある程度研修期間を経てから現場に就くことが一般的とされる大手民間企業とは異なる点ではありますね。

アルテ室長:

 いきなり現場に放り込まれるわけか。結構シビアだね。でも、周りの先輩とか上司が助けてくれるんでしょ?楽勝でしょ?

ファーバー主事:

 確かに助けてくれますが、周りの人間も異動してきた直後で自分のことでいっぱいいっぱいだったりするので、手取り足取り教えてくれませんでしたよ。だから初日から変な汗が出るぐらいしんどかったです。業務に就いてから1週間ぐらいは普通に残業しましたから。

クラフト副室長:

 部署にもよるかもしれないけど、基本的には即戦力を求めているようだね。

ファーバー主事:

 そうですね。しっかり事務分担が与えられますから。そういう意味では、「まぁ、新規採用者だし、難しいことはさせられないでしょ。周りも助けてくれるだろうし、最初は気ィ抜いてらっくにいきますか♪」みたいな感じで余裕ぶっこいてたら、初日に半泣きになる危険性がありますので、そのへんは注意が必要です。

アルテ室長:

 まぁ、普通は社会人初日には気を引き締めて臨む人がほとんどだろうから、ファーバー主事に言われるまでもないだろうけどね。仕事を任せられる、という意味では、やりがいはありそうでいい感じだね。

 ちなみに私は、やりがいよりもカネが欲しいけどね。

クラフト副室長:

 クズですね。逆にすがすがしいです。

ファーバー主事:

 公務員は、給料は期待すべきではありませんからね。割に合ってるとは思うけど。

アルテ室長:

 割に合ってるって言える仕事は、恵まれてると思うよ?まぁ、私は君たちとは違う路線で、いつか一発当ててやるもんね!

 新社会人の方も、今年受験される方も、希望を持って前へ進みましょうね。私も、負けませんから、ともに頑張りましょう!

2008年12月10日

第5回-公務員のボーナス-

アルテ室長:

 みなさんこんにちは。この「会議室」もはやいもので今日で5回目です。5回も続いたことを嬉しく思います。

 さて、今回はみなさんの大好きなお金(money)についての議題を取り上げたいと思います。お金、私も大好きです。

 公務員には年に2回ボーナスがあるということですが、そうです。本日は公務員の冬のボーナスDAY。ファーバー主事、気分はどうですか?

ファーバー主事:

 最高です。

アルテ室長:

 端的かつ率直な感想、ありがとうございます。

 ところで、公務員のボーナスって、額面はどうやって決められるの?

ファーバー主事:

 まず国家公務員の給与は、人事院勧告に基づいて決定されています。

 人事院勧告っていうのは、「人事院が、民間企業に勤める労働者と一般職の国家公務員の給与水準を比較検討して、双方の給与水準の格差をなくすことを目標に、給与の改定を内閣と国会に提出(勧告)すること」をいいます。(出典:Wikipedia)

 要するに、人事院は毎年民間企業の給与状況を調査して(現在の調査対象事業所の規模は「従業員50人以上」)、その調査結果を基に国家公務員の給料を決定しているのです。

 ボーナス(期末・勤勉手当)も同じで、人事院が調査した民間企業のボーナスの支給状況を基礎として、支給月数が決められています。民間準拠ってことですね。

 なお、地方公務員の場合は人事委員会において、あるいは人事委員会を置かない地方公共団体においては議会及び長において、毎年給与が改定されます。

 地方公務員の給与も原則人事院勧告の内容をベースに決定されることが多いため、国家公務員も地方公務員も概ねボーナスの支給月数は同じで、平成20年度は年間4.5か月分支給されています。

 4.5か月分の給与が6月と12月の2回に分けて支給されるというわけです。やっぱ、ボーナスのありがたみはデカイですね。

クラフト副室長:

 2008年度冬のボーナスについてヤフーニュースによると、国家公務員の管理職を除く一般行政職の平均支給額は約69万2900円(平均年齢35.2歳)で、前年同期と比べ、約3400円(約0.5%)減少したとのこと。

 一方、地方公務員の平均支給額は、一般行政職で前年同期比7000円(約1.1%)減の約65万5000円(平均年齢36.6歳)。

 前年よりやや減ってはいるものの、米国発の金融危機で民間企業が喘ぐ中、悪くない数字ではないでしょうか。

アルテ室長:

 特別職である首相や最高裁判所長官は約595万円だってね。あぁ羨ましい。私にもその10分の9でいいから分けて欲しいよ。

ファーバー主事:

 ほとんど全部じゃないですか。

 まぁ、ボクの年収を遙かに超える額ですからねぇ。ボクみたいな一般公務員では有り得ない額ですよね。

クラフト副室長:

 ちなみに、米国の大手投資銀行であるゴールドマン・サックスのロイド・ブランクファイン最高経営責任者(CEO)に対する2007年度ボーナスは日本円で約77億円でした。

アルテ室長:

 え?77万円??

クラフト副室長:

 77億円です室長。

アルテ室長:

 なんだよそれ・・・明らかに貰い過ぎだろ!?ちょっとそのブランクなんとかCEO呼んでこいよ。説明しろよ!いくら大手金融グループのCEOと言えどケタ違いじゃないか!?77億円だと?ファーバー主事の生涯賃金を20回分足しても到達することのできない額じゃないか。

 っていうか、いらないよそんな情報。世界が違いすぎるよ。

 みろよファーバー主事泣いてるじゃないか。

クラフト副室長:

 なお、社員ボーナスの平均は日本円で約7000万円にものぼる年もあるみたいで、新入社員でも日本円で1200万円ぐらいのボーナスを貰うみたいですね。

 額は実績に基づいて決められるため個人差も大きいみたいですが、いやぁ、すごいもんです。太っ腹というか、資本主義って怖いですね。

アルテ室長:

 もうよせ。黙るんだ副長。

 みろ、ファーバー主事が舌噛んで白目剥いてるじゃないか。かく言う私も全身の毛穴が開いてガタガタ震えてるんだけれども。

クラフト副室長:

 あ、でも今年度については、さすがのゴールドマン・サックスも金融危機の影響は大きかったみたいで、ロイド・ブランクファイン会長兼最高経営責任者(CEO)を含めた幹部7人が、冬のボーナスを辞退したみたいですよ。

アルテ室長:

 前年度腐るほどボーナス貰ってんだから全く問題ないだろうが。辞退したという事実に対して何の驚きも感じないよ。むしろ当然だとすら思うよ。

ファーバー主事:

 世の中って、不公平ですね。

アルテ室長:

 まぁでも、公務員は恵まれてる方だよ。

 大金持ちにはなれないけど、安定はしてるからね。こんな不景気でもきちんとボーナス貰えるんだから。

 もちろん私は大金持ちになりたいから、公務員なんてまっぴらゴメンだけどね。

 でも、どうやったら大金持ちになれるのかな?探しても探しても徳川埋蔵金が見つからないし、ロト6も全然当たらないんだ。

 サブプライム問題に端を発した世界経済の低迷が原因で、今は資産運用もリスキーだし。まぁ、運用するような資産も無いんだけどね。

 畜生。どうなってんだよこの世界は。

ファーバー主事:

 室長、仕事してください。現実を見ましょう。一生懸命コツコツと働くことこそが、豊かな生活への最短ルートですよ。きっと。ボクはそう信じています。

アルテ室長:

 一攫千金は男のロマンだからね。夢を見させてくれよ。まぁ、年末ジャンボ宝くじが当選したあかつきには、君たちにラーメンの一杯程度はおごってあげるからさ。

クラフト副室長:

 ひたすらにケチですね。まぁ、せいぜい夢見てくださいよ。陰ながら応援してます。

 しかし、今回は改めて中身の無い会議でしたね。

アルテ室長:

 大丈夫問題ない。基本的にいつもあんまり中身ないから。

 公務員試験受験生の皆様も疲れているだろうし、まぁたまにはこういうクズみたいな記事を見て息抜きしていただきたいなと思うわけだよ。

 ということで、第5回会議はこれにて閉会いたします。こんな内容でも訪れて読んでくださっている方、いつもありがとうございます。

2008年12月 3日

第4回-公務員になって・・・「ガッデム!」なこと-

アルテ室長:

 最近、寒いですね♪

 ということで、なんだかんだで12月です。「え?もう12月になったの!?」などと軽めのパニックを起こされてる受験生の方もいらっしゃるかと存じますが、いかがお過ごしでしょうか?

 12月はクリスマスや正月の準備等いろいろと忙しい月で、あっという間に過ぎてしまいます。

 もちろん公務員試験受験生の方は、「んぁあ?くりすます?何それおいしいの?っつーか、自分仏教徒だし」などと、サンタクロースに向かって躊躇無く中指を立てるぐらいの覚悟を持って受験勉強に取り組まれているかと存じますので、12月だからといって特に動揺はないかと思われます。

 今から学習を始めても来年の6月付近の試験にはギリギリ合格できる期間内ですので、現在まだ学習が進んでいない受験生も決して諦めず、明日から全力投球してくださいね。

 前置きが長くなりましたが、本日第4回目の会議を開催いたします。

 前回は「公務員になってよかったこと」についてファーバー主事から話を聞いた訳ですが、今回はそれとは反対に、「公務員になって・・・『ガッデム!』なこと」を参考に聞いてみたいと思います。

 ファーバー主事、今回もよろしく。

クラフト副室長:

 お題がちょっとアレな気がしますが、ガッデムっていうのは英語の「goddam」のことで、「 ちくしょう、くそっ、いまいましい」という意味ですね。

 要するに、公務員ってこういうところがちょっと嫌だなぁってところを、ファーバー主事に確認してみようってことです。

アルテ室長:

 いちいち説明ありがとう副長。そういうことで、まぁザクッとそのへんの話をしてよファーバー君。

 ただ、この記事を読まれている方は公務員志望者が多いと思うので、この記事を読むことで受験生が「オイオイ・・・公務員ってマジでクソじゃねーか。もう公務員になんてなりたくないよ。勉強やーめた!」

 と決意してしまうような、受験生の士気を大幅に下げるようなコメントはなるべく控えるよう考えて発言してね。

ファーバー主事:

 相変わらず制限が多いインタビューですが、了承いたしました。

 では、思いつくことでまずひとつ挙げますと、やっぱり今は「公務員バッシング」が結構ガッデムですね。

 いや、致し方ない部分もあると思うんですよ。横領だとか改竄だとか実際に悪い人もいて、収めている税金が不適切な使われ方をしているのを知ったら、やっぱり気分は悪いですよね。

クラフト副室長:

 ましてや景気も安定せず、普段の生活が苦しい状況の人たちが多い昨今ですから余計にね。

 俺を筆頭に

ファーバー主事:

 でも、あくまでそういう悪い公務員は一部の人間であって、真面目に公務に取り組んでいる人の方が圧倒的に多いということを、もっと理解いただけたらなと思うんですよ。

 ボクは現在、一般の方と直接関わり合う機会の多い職場なんですけど、やっぱり乱暴な言葉を浴びせられるケースは結構ありますからね。

 明らかに無理な要求を断ったところ、怒りにまかせて「おまえらは俺たちの税金で飯食ってんだろが。」とか、「給料貰いすぎ。」とか、「公務員はそもそも信用ならん。」とか。まぁ、確かに税金で飯食ってるんですけど、我々も税金は払っているわけで。給料も決して高くないし。

 それでいて公務員は立場が弱いですから、強く反論もしにくいんですよね。何か言おうもんなら火に油ですから。

アルテ室長:

 マスコミに支配されている現代社会において、マスコミが流す情報が国民へ与える影響はやっぱりあまりに大きいよね。そして、マスコミは公務員叩きが大好きだからねぇ。

 でもまた、公務員を悪く思っている人ばかりではないってことも、決して忘れてはいけないと思う。

 マスコミが流す公務員の悪い部分ばかりの情報を鵜呑みにして、理不尽に公務員を批判する人は確かにいるけれども、逆に公務員が国民をそういう人たちばかりだという目で見てしまい、万一国民を見下すようなことがあれば、本質的な行政サービスなんてできなくなる。それこそ亀裂は広まるばかりだからね。案外、多くの人はそこんとこ理解してくれてると思うよ。

ファーバー主事:

 そうですね。まぁボクは、批判されるのも仕事のうちだってことで、最近はキツイ言葉を浴びてもあまり気にせず冷静に対応できるようになってきましたけど。正直気分は良くないですけどね(笑)

 理解をしてもらう努力はしないといけないですね。

クラフト副室長:

 いやいやファーバー君そんな綺麗ゴト言って。アレだろ?結構ムカついてんだろ?この前も言ってたじゃないか。「我々は江戸時代で言えば武士。貴様らは搾取される側なんだよ。」って。

ファーバー主事:

 いやいやいやマジで勘弁してくださいよ副長!シャレになんない嘘言わないでくださいよ!きょうび「年貢」なんて言葉使ったら市民から「一揆」起こされちゃいますよ。

アルテ室長:

 ごめん二人ともそろそろ「平成の世」に戻ってきてくれるかな?そこまでデリケートじゃないと思うけど。あんまりナメた発言してるとマジで怒られちゃうよ?

 こういったテーマは加熱してしまうと終わりが無いんで、このへんで幕引きにします。

 次回の議題は・・・・・・・・・・・・・・・・・・イエス!未定!! 

終 

2008年11月29日

第3回-公務員になってよかったこと②-

アルテ室長:

 学生時代に友達に誘われて始めたものの社会人になってリアルに多忙になったサラリーマンのミクシーばりに更新頻度が低い「会議室」ですが、本日第3回会議を開催したいと思います。

 前回の第2回会議テーマ「公務員になってよかったこと」の続きとなりますが、ファーバー主事、よろしくお願いします。

クラフト副室長:

 提案なんですが、なんか前回は有給休暇が取りやすいとか6時台に帰れるとか、実際はそんなことばっかりではないんだろうけど、「公務員は楽だ」的なちょっとアレなイメージをビジターに与えてしまう感じだったんで、今回は待遇面に関する話題は避けて、業務に関することで公務員の魅力を語ったらどうかな。

ファーバー主事:

 そうですね。ちょっと正直過ぎましたね。

 まぁ、マスメディア等により公務員の実態がある程度公になってきている昨今において、今や「公務員は常時定時に帰れる」みたいな浅薄な妄想を抱いている方は少ないと思いますよ。

 ただ、常時とはいかないまでも、概ね定時に帰れる部署も実際に存在することはするということを、お心に軽く留めていただければと思います。

アルテ室長:

 フム。では、公務員の業務に関することで、公務員になってよかったなぁ、って思ったこと、何かあるかな?

ファーバー主事:

 ボクは行政事務職なんですけど、我が社では人事異動が概ね3年周期にあるんで、在職中に様々なジャンルの業務を体験できるっていうのが魅力的だと感じますね。

 総務を3年間経験したと思ったらいきなり福祉関係や土木関係の仕事に異動になったり、異動によって業務内容がガラリ変わることは多々ありますからね。

アルテ室長:

 でも、3年毎に新しい業務を覚えないといけないんでしょ?なんかそれって面倒臭くない?

ファーバー主事:

 その点についてはもちろん大変だなぁとは思いますが、個人的には可能な限りいろいろな経験をしたいタチなんで、その制度は気に入ってます。目指すはスペシャリストよりもゼネラリストなんで。

クラフト副室長:

 人間関係の面でもメリットありそうだね。

 職場のメンバーで「ちょっとこの人と仕事やりにくいなぁ」って人がいた場合でも、どうせ3年の間にソイツか自分が移動になるしね。気分転換にはなると思うな。

アルテ室長:

 でも、結構気に入ってる部署から、マジで行きたくない部署に異動になるリスクもあるんだよね。異動時に希望とかって結構聞いてくれるの?

ファーバー主事:

 一応毎年異動希望調書みたいなのがあって、所属長のヒアリングで自分の希望を伝えることはできるんですが、思い通りになることはほとんどないみたいですね。

 最後は結局人事担当部署が一方的に決めるんで。何千人もいる職員皆の希望をいちいち聞いてられないんじゃないかな。

 もちろん、職員にのっぴきならない事情がある場合は、ある程度異動に関して考慮してくれるみたいですけど。

 異動発表時はやっぱりハラハラドキドキですよ。

クラフト副室長:

 民間でも公務員でも、異動は一大イベントだからね。ただ、異動する際の選択肢が多いっていうのは、公務員ならではなのかもしれないね。

アルテ室長:

 ということで、公務員の魅力は他にもいろいろあるみたいなんですが、取り敢えずこの辺で「公務員になってよかったこと」についての議題は終了することにします。

 次回の議題はもちろん未定。もうちょっと更新間隔を狭めれるよう努力します。

2008年11月19日

第2回-公務員になってよかったこと①-

アルテ室長:

 約2週間ぶりの更新となりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

 あまりに更新しないと、皆様の脳内からこの「会議室」の存在が消えてしまうかと心配になってきましたので、急遽会議の開催を決意した次第であります。

クラフト副室長:

 大丈夫、心配いりませんよ室長。当サイトにおける会議室というコンテンツの認知度は、1995年に任天堂から発売された伝説の3Dゲーム機、「バーチャルボーイ」に匹敵するぐらい低いですから。

ファーバー主事:

 副長、それはさすがに全世界累計出荷台数126万台を誇るバーチャルボーイに失礼じゃないですか?当サイト自体、数ある公務員試験関係サイトの中でもまだまだミジンコの鼻毛にすら及ばないチンケで矮小な存在ですからね。

 まぁ確かに、プレステやセガサターンが話題をさらっていた当時に、赤黒モノトーンのゲーム画面が特徴のバーチャルボーイの発売CMを見た時は、「これ、売れないんじゃないかな」と思ったのは事実ですが。

アルテ室長:

 コアなゲームファンの間では結構有名なんだぞ。まぁ、VB(バーチャルボーイ)の話はもう終わりにしようよ。たぶん誰も興味ないよ。あと、ミジンコに鼻毛ってあるの?

 ちょっと話が逸れ過ぎたけど、そろそろ本題に入ります。

 今回は、現役公務員であるファーバー主事に、インタビュー形式で「公務員になってみて、よかったことは?」ってなことを、質問したいと思います。ファーバー君よろしく。

クラフト副室長:

 ところで、ファーバーって、今地方公務員だよね?

ファーバー主事:

 そうです。地方公務員上級で合格して、現在とある自治体で公務員やっとります。まだ入庁して3年目のピチピチ公務員です。入って2年間は本庁で働いてたんですが、今年出先に異動になりました。

アルテ室長:

 ピチピチって、死語じゃないかな?まぁいいや。

 では、公務員になって「よかったなぁ」って思ったことを、いつくか教えてくれるかな?公務員試験対策室を来訪される方々は、基本的に公務員を目指している受験生が大半だと思うので、なるべく希望に満ちた回答をよろしく。

ファーバー主事:

 そうですね。仕事内容に言及できれば一番いいんですが、正直現在の仕事は結構面白くないので、取りあえずは待遇面で良かったと思えるところを挙げますけど、「有給休暇を取りやすい」という点が、まず一つですね。

 入庁してから3年間でまだ2つの職場しか経験しておりませんが、いずれの職場も有給休暇が取りやすいという印象が強いです。ボク自信今年も現時点で既に10日以上取ってますし、同期の皆を見ても概ねそこそこ休暇は取ってますね。

 なんというか、上司が普通に有給休暇を取るんで、部下の我々も取りやすいんでしょうかね。人事担当部署からも「可能な限り有給休暇を取るように」みたいな働きかけがありますから。組織全体に、そういう意識が浸透しているんだと思います。

 そんな中でも、休暇を取るのが嫌いな上司がいる職場や、純粋に業務量が多い部署など、取りたくてもなかなか有給休暇を取りにくい職場もあります。一般的には、本庁よりも出先の方が休暇は取りやすいです。やはり本庁の方が忙しい傾向がありますから。

 ただ、ある程度計画的に有給休暇を取得している職員の方が人事担当部署から評価される傾向があるようです。自己管理ができているだとか、要領がいいとか、業務効率面を考えて「仕事にメリハリをつける」という意味で評価されるんだろうと思います。

 もちろん、常識的な範囲で取らないといけませんけどね。やっぱり、長期休暇は取りにくいです。周りに迷惑をかけてしまいますからね。一方で1時間単位で休暇が取れるので、柔軟性は高いです。

クラフト副室長:

 確かに民間企業に比べると、一般的には有給休暇は取りやすいだろうね。公務員も労働基準法に則って労働する。法律を作っている公務員が、法令を遵守しない訳にはいかないでしょうから。

 そういう意味で、全国の企業の手本となるべき、国から監視される立場にある大企業のような優良企業は、有給休暇の取得について寛容な例が多いみたいですね。今や法令遵守は会社の評価を決める重要な要素の一つですから。

 その他にも、一般事務の公務員の場合は特に、業務の専門性の薄さが挙げられるんじゃないかな。担当が休んでも、職場の周りの人間がある程度対応できるレベルの業務である場合が多いように思います。「稟議制」という情報の共有化を助ける要素も公務員ならではですから。これも、もちろん業種や職場によって程度の差やばらつきはあるだろうけど。

アルテ室長:

 要するに、公務員は仕事の内容が軽いってこと?なんていうか、なの?

ファーバー主事:

 室長、それはまとめ過ぎです。公共の利益のために業務に従事する公務員の仕事が軽いハズないじゃないですか。それに暇というか、比較的余裕のある部署も確かにありますが、暇なんて言葉を出したら鈍器で殴られるぐらい超多忙な部署も確実に存在しますから。

 国家公務員の本省なんて、暇な部署なんて存在しないんじゃないでしょうか。そんなところは当然、有給休暇もなかなか自由に取れないでしょうし。

 なお、ボクは今年、平均して午後6時30分には退庁してますけど。

アルテ室長:

 ・・・・・。

クラフト副室長:

 ・・・・・。

アルテ室長:

 本日はここまで。もう少し、「公務員になってよかったこと」について、公務員を目指す皆様の参考になるような事項をファーバー主事から確認してみたいと思うので、次回も引き続きファーバー主事にインタビューしてみたいと思います。