2009年7月 6日

第24回-公務員試験独学合格~10の心得~FINAL

アルテ室長:

 本日は月曜日です。新しい1週間が始まりましたね。副長、ファーバー君、調子はどうですか。

クラフト副室長:

 海の日遠いッスね。

ファーバー主事:

 休みまであと4日間も働かないといけないと思うと、マジで憂鬱です。

アルテ室長:

 ありがとうございましたダメ人間ども。

 休み明けというのはなかなかテンションが上がらないものですが、時間というものは限りあるもの。同じ1日を過ごすなら、やはり「今日はがんばったぞ」と思えるような1日にしたいですよね。

 ということで、私も自分の体に鞭打って、本日第24回の会議を実施したいと思います。

クラフト副室長:

 ところで、明日は国税専門官の第1次試験合格者発表日ですね。

アルテ室長:

 あ、そうなの?じゃ受験された人は今頃ハラハラドキドキだね。

ファーバー主事:

 で、来週は国家公務員Ⅱ種の第1次試験合格者発表があります。合格を確認されたら、すぐに志望官庁に官庁訪問予約しましょう。人気官庁はすぐに予約が埋まってしまうので、合格発表時刻にすぐに合否確認して、ガンガン電話かけましょうね。

クラフト副室長:

 「今から二次対策しているようじゃ遅い」などと言う方もいらっしゃいますが、しないよりはするほうがいいに決まってます。この一週間、ひたすら練ってください。

アルテ室長:

 さて、公務員試験独学合格~10の心得~の最終章、今さら説明するまでもないような残り2項目だけど、サクッと終わらせよう。

 っつーことで最後は、最近「勉強法」についていろいろ研究している私が説明しよう。

 

九 可能な限り自宅以外で勉強すべし!

 

アルテ室長:

 まぁ、わかるよね?

クラフト副室長:

 ええ。わかりますよ。

ファーバー主事:

 次いきましょう。

アルテ室長:

 ちょ、ちょっと待ってよ。せっかくなんだし説明させてよ。

 まぁ、そういうことだよ。自宅にはテレビなりパソコンなりゲーム機なりマンガなりベッドなり誘惑が多すぎるから、「勉強に集中できる環境」に身を置くことで、勉強効率を上げようってことね。

クラフト副室長:

 場所、ものすごい重要ですよね。周りに他人がいる方がなんか集中できるのは、適度な緊張感があるからでしょうね。

ファーバー主事:

 図書館か、予備校生であれば予備校の自習室ですよね。近くにそういう環境が無い場合は、もう自宅を整理するしかないですね。テレビもゲーム機もマンガも再び出すのが面倒臭くなるような場所に片づけるべき。

アルテ室長:

 日中はベッドの上に剣山とか設置すべき。寝れないように。

クラフト副室長:

 それはやり過ぎでは。

アルテ室長:

 いずれにせよ、自分を律するのは大変だからね。「環境」も集中するためのツールの一つと考えて、可能な限り自宅以外で勉強すること。使えるものは何でも使おう。

 では最後。

 

十 早寝早起きと適切な食生活を心掛けるべし!

 

アルテ室長:

  「大成したけりゃ寝る間も惜しんで勉強しろ」みたいな風潮が昔はありましたが、寝ないとダメです。

 脳科学の研究から、何か新しい知識を身に付けたときは、「その日に最低6時間以上眠る」ことが絶対に欠かせないということが明らかになっています。脳は「寝ている間に知識を整理する」ようにできているみたいだよ。

ファーバー主事:

 知識を整理し、脳に記憶を定着させるには、6時間以上は寝た方が良いということですか。働きながら公務員試験勉強している人とかだと、睡眠時間を削りでもしないとなかなか時間がとれないだろうから、これは結構辛いアドバイスですね。

クラフト副室長:

 でも、働きながらだとなおさらきちんと睡眠時間を取らないと、体がもたないんじゃないかな。むしろ、知識を定着させるには寝る必要があると割り切って、メリハリをつけた学習を心掛けると精神的にも楽だと思う。

アルテ室長:

 そうだね。知識の定着云々もそうだけど、何より体を休めないとまともに勉強に集中できないからね。寝ている間には、情緒の安定や疲労回復にかかる様々なホルモンが脳内で分泌されるんだけど、夜の12時を過ぎるとそのホルモン分泌量が減るから、学習効率が大きく下がるみたい。だから、どうせ勉強するなら、夜の12時前には眠るようにして、朝早く起きてから勉強したほうが、学習効率が良いということになるね。

ファーバー主事:

 へぇー。ということは、夜の12時前に寝て、そこから6時間寝るとして、朝6時前に起きればオッケーってことですね。

アルテ室長:

 まぁ、そういうことになるね。

クラフト副室長:

 あと、多くの公務員試験の開始時刻は概ね午前9時ですよね。となると、人間の脳は起床後3時間程度過ぎないと活発に活動しないそうだから、本試験に合わせた学習リズムを考えるなら、毎日午前6時に起床して、午前9時から勉強を始めるというのがさらに理想的じゃないかな。働きながらだとこれは難しいと思うけど。

ファーバー主事:

 ほう!夜12時就寝、朝6時起床・・・・・これ、完璧じゃないですか!

アルテ室長:

 まぁな。「早寝早起き」が重要ってことよ。やっぱり勉強法も「科学的根拠」から攻めないとね。

 ただ、タモリとかみのもんたみたいに、数時間寝るだけでバリバリ活動できる突然変異も存在するみたいだから、自分で十分だと思える睡眠時間を確保できるのであれば、必ずしも6時間という時間に縛られる必要はないかもしれないね。まぁ、知識の定着とかの話とはまた次元が違うけど。

クラフト副室長:

 あと「適切な食生活」は何で大切なんですか?病気になったら元も子もないから?

アルテ室長:

 うん、第一は健康のためだけど、勉強効率にも影響するんだよ。これも脳科学の研究を根拠とするんだけど、人間は消費するエネルギーの25%を脳で使っているというからね。

 人間は何からエネルギーを摂取する?

ファーバー主事:

 「愛」ですね。ボクは愛があれば元気いっぱいになります。

クラフト副室長:

 「希望」。俺の原動力は「希望」ですね。ええ。

アルテ室長:

 おまえら、つまんねぇよ。

 ちなみに私は両手のスポットから相手のエネルギーを吸収し、自分のエネルギーとすることができるけどね。

ファーバー主事:

 人造人間19号!?

クラフト副室長:

 いや、20号もエネルギー吸収型だよ。

アルテ室長:

 話戻すよ?

 要するに、人間は栄養分を体に取り入れる、つまり「ものを食べる」ことによってエネルギーを摂取するわけだ。きちんと食事を取らないと、大食漢の脳はフルパワーで働いてくれないというわけ。

 ただ、脳が要求する栄養素は「ブドウ糖」だけみたいなので、炭水化物を取らないとダメってことね。

クラフト副室長:

 パンとかゴハンとかですね。俺も明日からガンガンブドウ糖取りますわ。角砂糖でイキますわ。

アルテ室長:

 虫歯と血糖値の上昇に注意してね。

ファーバー主事:

 あれ?でも、おなかいっぱいになると血液が消化器に集中するからあまり効率よく勉強できないって聞いたことありますけど。

アルテ室長:

 食べてすぐは、まぁそうだよ。でも、1日しっかり活動する上では、食べないよりは食べる方が絶対いいんだよ。というか、朝食抜いて試験受けるなんて言語道断だから。マジで脳の働き落ちるみたいだよ。

ファーバー主事:

 マジすか。よく寝てよく食べてから試験に臨むこと、こんな当たり前のことが実はものすごく重要なんですね。

クラフト副室長:

 いやぁ室長、最近脳科学に興味持ってるとか言ってたけど、ちゃんと勉強してるじゃないですか。

アルテ室長:

 池谷祐二先生の著書がお気に入りなんだよね。受験生の皆にも是非お勧め。

 規則正しい生活リズムは学習効率を向上させます。きちんと3食とって、十分な睡眠時間を確保するようにしましょう。

 ってことで、公務員試験独学合格~10の心得~の説明はこれにて終了。随分もったなぁこのネタ。

ファーバー主事:

 説明が足りない部分もありますけど、独学で重要な要素は概ねカバーできたんじゃないでしょうか。

クラフト副室長:

 まぁ、他にもいろいろ重要な要素はあるけどね。そういうのはまたの機会に。

アルテ室長:

 もういいでしょ。疲れたから、次回はもっと軽いネタにしよう。

 「今回も十分軽いと思う」などという野暮なツッコミは取りあえず無視して、第24回会議を終了いたします。

2009年7月 2日

第23回-公務員試験独学合格~10の心得~⑦

アルテ室長:

 皆さんこんばんは。7月最初の会議ですね。

 6月の受験ラッシュを経験された方、大変お疲れさまです。今年度合格を目指してガチンコで受験された人、来年度合格を見据えて練習受験された人、記念受験の人、様々だと思いますが、結果はいかがでしたか。

 ちなみに、私はガチで生活が忙しいです。サイト更新してる暇じゃありませんマジで。

クラフト副室長:

 国家公務員試験の受験者は、もう何度も自己採点して、後は結果を待つばかりの状態でしょうね。落ち着かないと思いますよ。

ファーバー主事:

 地方公務員試験は自己採点ができませんからね。結果が気になると思いますけど、採点できない分精神的ダメージが少ないというメリットもありますから。

クラフト副室長:

 今年全くダメだった人は、来年またチャンスがあるのであれば、今年ダメだった理由を徹底的に追求して、次に活かしましょう。

 筆記の手応えがあった人も、フタを開けるまでは油断は禁物です。何より、ここからが本番ですからね。筆記のことは取りあえず忘れて、2次対策に気持ちを切り替えることが何よりも重要です。誰でも言いそうなことだけれど。

ファーバー主事:

 ボーダーギリギリの人は、決して諦めないでください。必ず2次対策をしておくこと。もし結果的にダメだったとしても、自己分析も含めて2次対策は絶対無駄にはなりませんから。

アルテ室長:

 ボーダーギリギリの人って、レース直後の掲示板に「審議」の文字が表示されている間の馬券購入者みたいな心境だろうね。結果が確定するまで馬券は捨てたらだめだよってことね。

クラフト副室長:

 例えはアレですけど、概ねそんなところですかね。

ファーバー主事:

 いや、でも審議の文字が表示されて結果がひっくり返るケースってレアなケースじゃないですか?その例え、期待しつつ待ってる人からすれば嫌だと思いますけど。

アルテ室長:

 はっはっは。それは失敬失敬。

 じゃ、今日は公務員試験独学合格10の心得の8からだね。いってみよ。

 

八 予備校は「通う」のではなく「利用」すべし!

 

アルテ室長:

  「独学合格の心得」なのに予備校についての話?

ファーバー主事:

 公務員試験対策室の言う「独学」というのは、「独学メイン」という意味ですから。

 予備校の模試を受けたり面接対策講座だけ予備校を利用したりと、独学メインであっても必要に応じて予備校を利用することは決して否定しませんよ。

アルテ室長:

 フム。でも、「独学合格の心得」という点では、そもそも原則として予備校に通う前提じゃないから、なんか「予備校に通う」とかいう文言は違和感あるんだよね。

 「予備校を有効利用すべし!」とかでいいんじゃないの?

クラフト副室長:

 些細な問題ですけど、まぁ、そうですね。それ、いただきましょう。

ファーバー主事:

 あ、そうっすか。じゃあそうしましょう。えーっと、独学合格10の心得の8は、「予備校を有効利用すべし!」に訂正しますね。

 ところで、予備校は義務教育でもなければ卒業することでライセンスを取得できるわけでもない。なのに何故受験生はわざわざ高いお金を払ってまで予備校に通うのでしょうか。

アルテ室長:

 アレだね。「新しい出会いを求めて」だね。勉強するとみせかけて、新しい「刺激」を求めて新しいコミュニティに参加するってわけだ!

クラフト副室長:

 不純過ぎます。不純過ぎますが、そういうの、個人的には嫌いではないですね。一緒に目標に向かってお互いを高め合う一方で、情報交換だとか話をしているうちに親密になって行き・・・予備校、いいんじゃね?

ファーバー主事:

 お二方は、お金をドブに捨てることになるので予備校には通わない方がいいですね。

 予備校に通う理由、それは「試験合格」という目的を達成する上で「利用価値」があるからです。
ところが、予備校のそういう当たり前の存在意義を顧みず、「とにかく予備校に行かないと始まらない」「予備校に通ってりゃなんとかなる」などと安直に予備校に通い始めるアレな受験生が存在するのは悲しい事実です。

アルテ室長:

 まぁでも、独力で学習する自信がなけりゃ、仕方ないんじゃないの?何より初学者は最初は何から始めりゃいいか全くわかんないわけだし。予備校はいろいろ教えてくれるんでしょ?

ファーバー主事:

 はじめはみんな「初学者」です。しかし、合格意欲のある人、能動的な人は、情報を得るために必死に努力をします。書籍を買って読み、インターネットを利用して情報収集し、予備校に行って話だけでも聞いて・・・。予備校に通わずとも、ほとんどの情報は独力で集めることができるのです。

クラフト副室長:

 今は公務員や公務員試験に係る本なんていくらでもあるからね。ネットの場合は情報の取捨選択をしなければならない分、ちょっと注意が必要だけど。

ファーバー主事:

 厳しいことをいうようですが、「何からはじめればいいのかわからない」などという理由で予備校に通い始める人は、要するに自力で情報を集めることを「面倒臭がっている」わけです。自力で何とかできる段階で既にこのような姿勢であれば、予備校に通ったところで合格なんて到底無理です。もちろん独学なんてもっと無理です。

アルテ室長:

 ただ、時間的に猶予が無い受験生の場合は、自分で調べる時間がもったいないと思うのでは。調べたいけど、その時間を縮小できるのであれば、それにこしたことはないよ。

ファーバー主事:

 1日あれば、十分調べることができます。

クラフト副室長:

 まぁ、「姿勢」の話だよね。「受け身で勉強できるから」だとか「安心するために」という理由だけで予備校に通い始めるのは愚の極み。一方で「合格の可能性を高めるためにはお金を惜しまない」というスタンスで大枚はたいて予備校に通い始めるのは、「合格したい」という強い気持ちから生まれるひとつの「覚悟」だからね。同じ予備校に通うのでも、この差は、とてつもなく大きい。

ファーバー主事:

 そうですね。独学の心得からは少し話が逸れましたが、要するにここで主張したいのは、「投資に見合うだけの十分な対価を得るために、予備校に依存するのではなく、能動的な姿勢で予備校の利点を最大限に有効活用するようにしましょう。」ということです。

アルテ室長:

 予備校に通ってるだけでは合格力は身につかない。模試を受けるなり、自習室を使うなり、苦手科目だけの単科で受講するなど、要するに予備校を「使え」っていうことか。

ファーバー主事:

 わかっていただけましたか室長。

クラフト副室長:

 そもそも予備校の一番のメリットって何だろうって考えると、勉強開始初期に、初めて学ぶ科目の基礎知識や重要ポイントや全体像についての整理された情報を、「聴いて」インプットできるというところじゃないかな。

 学習初期に、初めての知識を自力でテキストなりを「読んで」学習を進めるって、モチベーションの継続という点からも結構大変だからね。一方予備校はカリキュラムに沿って勝手に進んでくれるから。部分的に解らなくても取りあえず一通り最後まで終わるからね。これ、実は勉強法としてはかなり重要な要素な訳で。

ファーバー主事:

 そうですね。独学で一番大変なのは学習初期、つまり導入時のインプット作業ですから。まず一通り終えるまでが大変なんですよね。予備校に行けば、そこの部分が楽になる。

 逆に言えば、自力で学習を持続的に進める意志さえしっかり持っていれば、独学で十分だということです。今は予備校が出版している講義形式の参考書も市販されているし、市販のレジュメ付き問題集は解説も丁寧で詳しいですからね。

 独学においても、最初のは部分的に解らないところがあっても、とにかく進んでひとまず一通り学習を終えることが非常に重要です。全体像が見えてくれば、今まで解らなかった細かい論点が解るようになるというのは良くあることです。

アルテ室長:

 予備校は質問できる点も独学にはないメリットだよね。

ファーバー主事:

 んー、そうですね。独学では確かに、身近に合格者でもいない限り、解らない論点を誰かに質問して教えてもらうことはできませんからね。

クラフト副室長:

 いや、でも個人的には生授業はお勧めしないな。講師の質にバラツキがあるし。専任講師ならまだしも、ヘタクソなバイト講師にでもあたったら最悪ですからね。有名講師の授業DVDなりを倍速で流して学習する方がよっぽど確実だし、効率的です。

アルテ室長:

 そ、そうなんだ。改めて、予備校も要は使いようなんだね。

クラフト副室長:

 情報量が豊富なのは事実ですけどね。

ファーバー主事:

 正直ボクみたいな独学派からすれば、予備校最大のメリットは「自習室」ですよ。周りには基本的にやる気のある人ばっかりだから気も引き締まるし、勉強環境は最高だと思います。ボクは図書館派だったけど、つい寝ちゃったりしましたからね。

クラフト副室長:

 いずれにせよ、一番重要なのは問題演習であることは間違いありません。予備校の授業でも問題を解きながら教えてくれるけど、授業の演習量だけだと絶対的に足りない。結局は独力での演習量、そしていかに反復学習するかが、最終的に合格を左右するからね。

アルテ室長:

 予備校は合格するための「ツール」の一つということか。高価なツールだ。

ファーバー主事:

 でも、利用価値の高いツールですよ。

 ということで、独学をメインに学習を進める受験生も、模試は必ず利用するのと、重要科目や自分が苦手にしそうな科目に絞って予備校を利用するなど、柔軟な学習戦略を立てるようにしましょう。それが、合格への近道になります。

アルテ室長:

 話がまとまったので、八番目の心得については以上だね。

 しかし終わらないね。公務員試験独学合格10の心得。会議に無駄が多すぎるんだよね。

クラフト副室長:

 ええ、その通りです。

ファーバー主事:

 今さら、何を?

アルテ室長:

 だよね♪ 残り2つ、次回で必ず終わらせます。